概要

昨今の厳しい環境下の中で生き残るために、各社人材の育成に余念がありません。ただ、そうした取り組みのほとんどが、「マネジメント力が弱い」「自ら動く力が弱い」「自ら考える力が無い」「部下を育成できない」など、いかに「弱み」となっていることを克服するかということに目が向けられがちで、そうした取り組みはなかなか成果が出にくいものがほとんどで、現状をなかなか打破できていません。  　
そのような中、高い生産性をあげている企業の多くは「弱み」ではなく「強み」に目を向けた組織づくりを行っています。ここで言う「強み」とは漠然としたものではなく、才能・資質といった科学的検証をされた「強み」です。その「強み」を発見するツールとしてストレングス・ファインダーというツールが注目を浴びています。ただ、そうした「強み」を発見するツールは他にも様々ありますが、単なる占い的な活用にとどまり、本来の活用が為されていないという現状もあります。 
本セミナーではそんな視点から、ストレングス・ファインダーに加えて、ポジティブ心理学において最も信頼されているVIA-IS（のメイヤーソン財団・神戸大学の金井教授が紹介）、そして強みコーチングのしかたなどについても紹介しながら、ツールを使うことだけでの自己満足に陥らない組織風土づくりのポイントをお伝えいたします。

こんな方には必見です

◆　「足りない部分を補う」ことばかりしている　
◆　社員の「強み」を認識できていない
◆　「強み」を活かすことで得られる効果を知らない
◆　「強み」を活かした組織づくりをしたい
◆　「強み」を活かせていない
◆　「強み」を活かす方法を知らない
◆　ポジティブ心理学って？
◆　ストレングス・ファインダーって？

主なプログラム

① 「強み」とは？　才能・資質とは？
② ポジティブ心理学とは？
③ 「強み」発見ツール（ストレングス・ファインダーなど）
④ 「強み」を活かした組織づくり
⑤ 「強み」活かせるマネジャーとは？

講師プロフィール

小屋　一雄 氏
ユーダイモニアマネジメント株式会社　代表取締役
一般社団法人日本ポジティブ心理学協会　理事
日系自動車メーカー、米国系自動車メーカー（デトロイト本社）、外資系ラグジュアリーブランドなどでマーケティングマネジャーを担当。またギャラップ社では日本における創業メンバーとして参画し、ストレングス・ファインダーを使った人材育成、コーチング、組織変革コンサルティングに従事。現在は独立系のコンサルタントとして活躍中。サンダーバード大学院経営学修士課程（MBA）修了。
神戸大学の金井寿宏先生の著書『人勢塾』（小学館）でその講演内容が紹介される。ペンネーム萩原一平による著書に『できる人になる３分間マネジメント』（中経出版）がある。

関連情報

２００１年に日本経済新聞出版社より出版された「さあ、才能に目覚めよう」はすでに２８刷を超え、ビジネス書では類をみない超ベストセラーとなっています。また、最近、同著者による最新刊「『興味』と『成功』の法則」も出版され、話題となっています。「さあ才能に目覚めよう」で題材となっているのがポジティブ心理学をベースにした才能発見ツール「ストレングス・ファインダー」。この本についているIDを使ってそのオンラインアセスメントを受けると自分の強みが発見できるという仕組みがその人気の理由の一つです。
 
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