【公開研修】レジリエンス・トレーニング~グローバルスタンダードの”折れない心”を身につける~9月3日(木)10:00~17:30

  • 2015.8.5
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

inquiry

レジリエンス研修への注目度

dabos2013年のダボス会議では国際競争力が高い国であるほレジリエンスも高いという評価が結果発表されました。
国内外での競争が激化し、変化の早い事業環境では、変化に対応しストレスや重圧下でパフォーマンスを発揮できる人材が求められています。
その中でいかにレジリエンスを高めるかということがますます注目されています。
 
ポジティブ心理学の実証研究に裏付けられたこのトレーニングは、ネガティブな印象で参加者が限られるストレス・マネジメントやメンタルヘルス研修の発展として、さらにはリーダーシップ開発、営業力強化、シニア社員のライフキャリア開発として広く活用が進んでいます。
 
その他には、
●米IBM(IT)や英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル(石油エネルギー)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(製薬)、米ゴールドマン・サックス(金融)など、 多くのグローバル企業で導入している。
●NHKの情報番組・クローズアップ現代「”折れない心”の方~レジリエンスを知ってますか~」にて放映!
⇒内容の詳細はコチラ 
●人事系イベントのHRカンファレンスにて神戸大学の金井壽宏氏が ポジティブ心理学の「レジリエンス」について講演!
●今年開催されたHRカンファレンスのテーマが「人・組織・経営のレジリエンス」
●日経アソシエなど、様々なビジネス誌への掲載

レジリエンスとは

逆境力、再起力、折れない心の力など色々な訳し方がされますが、
レジリエンスとは、逆境や困難、強いストレスに直面したときに適応する精神力と心理的プロセス(APA 全米心理学会)で、竹のように曲がってもすぐ戻る【回復力】、テニスボールのように凹んでも跳ね返すという【緩衝力】新たな厳しい環境下でもやっていける【適応力】などを指しています。
よくあるシーンでは、失敗を怖れて行動回避する癖を直し、失敗をして落ち込んだ気持ちから抜け出し、そこから目標に向かって前に進むことのできる力のことです。

レジリエンスを鍛える7つの技術

30年以上にわたるレジリエンス研究の結果、この能力は「習得可能」であることがわかりました。そして認知行動療法、ポジティブ心理学、PTGなどの実証研究により、レジリエンスを養うための7つの技術が考えられております。
 
レジリエンスでは3つのステージがあります。
まずは精神的な落ち込みから抜け出し、下降を底打ちさせる(図の①の部分)ステージです。
legi01
●そのために必要な第1の技術が【ネガティブ感情の悪循環から脱出する】テクニックです。
失敗の怖れや不安などのネガティブ感情は、しつこく繰り返されることにより”行動回避”につながる悪循環を生み出します。そのサイクルを断ち切るための気晴らしの方法を習得します。
 
●そして、第2の技術が【役に立たない”思い込み”をてなずける】テクニックです。
深層心理に刷り込まれた思い込みを発見し、効果的に対処することでネガティブ感情が生まれる根本原因を解消する方法を習得します。
 
この第1と第2の技術を活用することで、失敗やトラブルといったピンチが原因として起こる精神的な落ち込みを底打ちすることができるようになります。これがレジリエンス・トレーニングのゴールではなく、あくまで第1ステージであり、折り返し地点にすぎません。
精神的な落ち込みが底打ちした後は、上方向に向けて這い上がる(図の②の範囲)ステージです。「逆境をバネに飛躍する」とはよく言いますが、まさにこのプロセスを意味します。
ただ、そのためには這い上がるための”筋力”が必要となります。経験した人であればご存じだと思いますが、失敗やミスをして一度精神的に落ち込むと、そこから元の状態に戻るだけでも難しいものです。
それが困難に立ち向かう力であり、逆境を乗り越えて再起するために重要な心理的筋肉なのです。この筋肉を「レジリエンス・マッスル」と呼び、逆境を乗り越えるために使う心理的なたくましさの源でもあり、ストレス度の高い体験から自分の大切なこころや自尊心を守る緩衝材としての役割も果たします。
 
このレジリエンス・マッスルを鍛えることが、レジリエンスを養う第3から第6の技術となります。
 
●第3の技術では【「やればできる!」という自信を科学的に身につける】
●第4の技術では【自分の「強み」を活かす】
●第5の術術では【こころの支えとなる「サポーター」をつくる】
●第6の技術では【「感謝」のポジティブ感情を高める】
テクニックをそれぞれ習得します。
 
そして最後は、精神的に痛みを感じるようなつらい体験から意味を学び、成長する(図の③の範囲)ステージです。
●これが第7の技術【痛い体験から意味を学ぶ】テクニックとなります。
spelegi02

国内企業の直近のニーズ

●異なる業務と役割が求められるようになるキャリアの節目に折れない心の強さを身につけてもらいたい。
(某大手信託銀行、対象者:係長昇格者、半日研修)
●体力的にも精神的にもハードワークが求められる管理職が持つべきマインドとしてレジリエンスを学ばせたい。
(某大手製造メーカー、対象者:エリアマネジャー、2日間研修)
●営業パーソンに”折れない心”を身に付けてもらい、悩み続けるのではなく、考え・行動し続けてほしい。
(某大手金融システム会社、対象者:営業、1日研修)
●メンタルヘルスの「0次予防」(ポジティブ・メンタルヘルス)を目的にレジリエンスを鍛えてほしい。
(某大手電力会社、対象者:組合員、3H講演会)
●折れやすい新人のセルフマネジメント力向上のため、新人とOJTトレーナーにレジリエンスを理解してほしい。
(某大手人材紹介会社、対象者:新人、1日研修)
●ポジティブ組織風土を醸成するための1つの考え方として、レジリエンスを知ってもらい、共通言語化したい。
(某大手求人広告会社、対象者:部課長、2.5H講演会)
●効果的な部下育成(指導)や部下との面談を行うための基本としてレジリエンスを体系的に学ばせたい。
(某大手製薬メーカー、対象者:課長昇格者、半日研修)

「レジリエンストレーニング」の参加者の声

ex_lesili01

●レジリエンスという誰にでも大なり小なり訪れる物を他の人とシェアすることで、勇気をもらえたように思います。これからの自分の人生がワクワクしてきました。
●過去のつらい境遇を思い出したりすることがあまりない(避けている?)ので、そこからいかに回復したかを確認できました。○○犬はとても役に立ちそうです。
●今まで自分がどう乗り越えたかストレスを対処しているか改めてこのレジリエンスにそってやっていたことを実感できました。
●レジリエンスについて、体系立てて学ぶことができました。各部分については、メンタルヘルスやキャリアカウンセリングの領域で学んだり、活用したりしていましたが、体系立てることで理解が深まったり、学んでいく際のオーガナイザーとなると思いました。
●ワークが多く、学びが実践できてよかったです。自分自身の思い込みパターンが理解できた。
●今まで無いものねだりのように感じたポジティブ心理学が現実的で敷居が低くなったようにかんじました、実際の生活の中にもとても取り入れやすく思った。
●ストレスについて客観的な見方をする良い機会になりました。グループワークの際にそれぞれ別の部屋で作業できたのが集中できてよかった。
●レジリエンスを体系的に学ぶことができました。また自分の逆境からの回復ポイントを再認識することができました。
●誰でも持っているネガティブな思い込みをあることを前提として考えるやり方はとても自然でなじみやすいと思いました。
●レジリエンスという概念が非常に腹落ちした。7つの思い込みを犬がほえることで例えたのはイメージしやすかった。
●多くの文献や資料を紹介いただけるので、自主学習の役にたちありがとうございます。また、みんなでシェアができとても大きな気づきがありました。
●レジリエンス・ストーリーはよく「ライフストーリー」とか何度か書いたことがありますが、毎回下がっているところに注目されているが、今回レジリエンスという視点から話をしたのでとても明るい気持ちになりました。

ex_lesili05

受講をお勧めの方

・「ストレス度の高い業務」の担当者(例:人的・時間ストレスのある仕事、営業・フロント業務)
・「キャリアの節目」(配属・異動・昇進昇格・海外勤務など)で環境変化への対応が必要な社員
・挑戦度の高いプロジェクト、困難な業務を自律的にやり遂げる力が必要な「次世代リーダー」

プログラムで得られる成果

・ストレス・プレッシャー・環境変化に対応する「レジリエンス」
・怒り・怖れ・不安などを対処する「感情マネジメントスキル」
・困難を乗り越え、自律性をもってやり遂げる「遂行能力」

カリキュラム

op_lesili02※当研修はポジティブ心理学者イローナ・ボニウェル博士が開発したプログラムをベースにしています。

講師プロフィール

窪田 晃和 氏(くぼた てるかず)
株式会社ヒューマンブリッジ プロフェッショナルトレーナー
認定レジリエンストレーニング講師

kubota_mユアウェイズ人材育成コンサルティング事務所 代表
(社)日本プロフェッショナル人財開発支援協会 理事
【専門分野】
・レジリエンス、営業力強化、モチベーションアップ、OJT指導力強化、リーダーシップ開発、社内講師養成が得意分野
・その他、新規事業・サービス開発のコンサルティングも行う
【講師経験】
・講師歴11年の中で、200社・1万5千人以上のご受講者に関わる
・人事院を通じ各省庁(国家公務員)の指導教官養成を担当
・大手通信事業者、生命保険会社、税理士法人、メーカー、非営利法人などを中心に、管理職から若手社員まで幅広く研修コンサルティングを担当

本講座やコンテンツにご興味はあるけれども、当日の都合が合わず参加できない方は、
申込フォームにてその旨をご連絡頂けましたら、当社スタッフが直接ご説明にお伺いいたします。

開催日  2015年9月3日(木) 10:00~17:30
会場  アーバンネット神田カンファレンス 
受講料  40,000円/名(税抜)
主催  株式会社ヒューマンブリッジ
 株式会社ザ・アカデミージャパン
備考  ・日程を変更する場合があります。
 ・内容は多少変更することがあります。ご了承下さい。
 ・都内別会場に変更する場合があります。
 ・個人及び同業の方はお断りすることがあります。

inquiry

関連記事

ピックアップ記事

  1. 2023.5.23

    2023/7.7[金] 50年先を生き抜くための学び方

    変化し続ける私たちの働き方皆さんは「2025年の崖」をご存知でしょうか?2018年に経済産...
  2. 2023.5.23

    あなたの会社でもすぐ実践できる内定者の心を掴むエンゲージメントの極意大公開!!

    あなたの会社は「エンゲージメント」に積極的に取り組んでいますか?経団連の大橋徹副会長...
  3. 2023.4.6

    【人事相談の予行練習!】人事でそれ正解!

    「すみません、相談があるんです…」ある日突然あなたの会社の従業員が落ち込んだ様子で人事相談...