
【ストレングス・マネジメント講座】
~「強み開発」による人材育成とコーチング手法を習得~

強みを活かす人材は、貢献意欲・生産性・幸福度が高い
ポジティブ心理学において「強みの開発」はコア研究とされてきました。とくに強みを仕事や生活で活用することで、貢献意欲(エンゲージメント)・生産性・幸福度を高める目的に応用されています。
調査によると、職場で強みを活用する機会をもつ人は、自らの仕事の貢献意欲が他の人の6倍も高いことがわかりました。さらに部下の強みを強調するコーチングを行っているマネージャーは、その貢献意欲を40%近く伸ばし、やる気を高めることがわかっています。また、強みを新しい仕事や生活で活用することで、長期にわたり幸福度が高まり、抑うつの傾向が低減したというデータもあります。
このように強みを把握し活用することは、個人の人生とキャリア、そして組織の活性化と成果に高く貢献すると考えられます。
ところが、自己の強みを明確に把握できている人は、どれほどいるでしょうか?「弱点を改善し克服する」ことを重視する学校教育や企業文化は、強みに焦点を当てづらい環境をつくりだしてきたのかもしれません。
「何かを成し遂げられるのは、強みによってである。弱みによって何かを行うことはできない」と喝破したのは、経営学者のピーター・F・ドラッカー博士です。またドラッカー博士は「最高のキャリアは、計画して手に出来るものではない。自らの強み、仕事のやり方、価値観を知り、機会をつかむよう用意した者だけが手にする」とも言っています。閉塞感が漂う現在、強みを開発し最大活用することが、現状を打破する一つの方法だと思われます。
そこで当社は、当社とセールスパートナーシップを結んでいる、ポジティブサイコロジースクール(ポジティブ心理学における社会人向け教育機関として設立された)開発した「ストレングス・マネジメント講座」を提供することに致しました。
強みを明確化し、最大限活用する手法を習得
「強みの開発」にフォーカスしたこの三日間の講座では、国内外の第一人者を講師にむかえ、強みベースの人材開発とコーチングの手法について講義・デモ・演習を交えての体験学習の場を提供します。
●強みの明確化のために世界で活用されている三大ツール「VIA-IS」「ストレングス・ファインダー」「Realise2」を使った方法を紹介
●強み、価値観、人生観、リソースなど、キャリアと人生を形成する要素を体系的に理解する独自のモデルとアセスメントを習得
●日常の話し合いから強みを話題とするために必要な強みボキャブラリーと即座に相手の強みを見抜く手法を演習
●強みの開発における心理学知識、会社組織での応用事例、失敗を避けるためのコツなどを経験豊かな講師から学習
●豊富なペア・ワークと内省の機会を提供、自分のキャリアと人生で自らの強みを活用するアクションプランを作成
興味のある方は、ぜひお問い合わせ下さい。
過去に受講された方の例
◎ 人材育成に携わる方(HR担当者、コンサルタント、研修講師、コーチ、キャリア/産業カウンセラー)
◎ 人と組織のマネジメントの責任者(経営者、本部長、マネージャー、事業主)
◎ 医療・援助に関わる方(医師、臨床心理士、大学教員など)
◎ 会社員、教員、大学院生、自営業の方(とくにキャリアの節目をむかえ、コーチングによる内省を希望されている方)
修了証
全三日間の講座の参加を認められた方には、「ストレングス・マネジメント講座修了証」が発行されます。
※ ポジティブ心理学コーチング課程 上級コース修了生・受講生は、ビスワス=ディーナー博士の「強みの開発 特別編」単科目の受講により、同修了書を授与することができます。詳しくは事務局にお問い合わせ下さい。
科目内容(予定)
【CSM001】強みの開発 応用 (講師: ビスワス=ディーナー博士)
強みベースの組織開発コンサルティングとコーチングによる人材育成の豊富な経験を元に、講義とデモ、演習を交えながらの体験学習を行います。
・ストレングス・サイコロジー(強みの心理学)
・強みのボキャブラリーを習得する演習
・強み診断ツール『Realise2』を活用した強みコーチング
・5つの調査票からなるアセスメント ・システムを活用したクライアントの包括的診断方法
・強みの開発の実践に関する、講師への質疑応答
【CSM002】強みの開発 基礎(講師: 小屋 一雄)
ポジティブ心理学のコア研究である「強み」。「強み開発」の第一人者である小屋 一雄氏が、強みの便益とは何か、どうすれば活かせるのか、『VIA-IS分類法』の活用法を教えます。
・ポジティブ心理学における強み
・強みと成長
・VIA-ISによる強みのアセスメントとコーチング手法
・強みをどう活かすか?
・ポジティブ人材とは?
【CSM003】強みの開発 発展 (講師: 小屋 一雄)
ビジネスの領域で広く活用されている強み診断ツール『ストレングス・ファインダー』。その特徴と『VIS-IS分類法」との違いを理解し、実践する方法を学びます。
・ストレングス・ファインダーとVIA-IS
・強みのアンダーユースとオーバーユース
・相手の強みを即座に見いだす「ストレングス・スポッティング」
・強みベースの面接法「ストレングス・インタビュー」
講師プロフィール
ロバート・ビスワス=ディーナー博士
ポジティブ心理学の応用・実践分野における世界的な第一人者
強みベースのコンサルティングやコーチングにおいて実績がある著名なポジティブ心理学者。英国「応用ポジティブ心理学センター」のプログラムディレクターとして強み診断ツール『Realise2』の開発に携わり、その解説書である「The Strength Book」を共著。また、世界ポジティブ心理学学会やハーバード大学医学部コーチング国際会議などで招かれ、強みの開発に関する講演を行う。「強みの分類は世界中で通用する普遍的なものか」を確かめるために、僻地に住むアラスカやアフリカの原住民を対象とした有名なフィールド調査から「ポジティブ心理学界のインディ・ジョーンズ」と呼ばれる。著書は多数にわたり、幸福度研究の権威である父親のエド・ディーナーと共著の「Happiness:Unlocking the mysteries of Psychological Wealth 」を始めとして、「Practicing Positive Psychology Coaching」「The Courage Quotient」などがある。学術誌「ポジティブサイコロジー・ジャーナル」の編集者を務め、自身も40以上の学術論文を執筆し、その研究はTime、CNN、Oprah.comなどの主要メディアでも取り上げられたこともある。大自然に恵まれた米・ポートランドに家族と在住しながら、経営者・マネージャー・コーチの人材育成のために精力的に世界中を飛び回るハイフライヤーでもある。来日は2011年6月の東日本大震災チャリティ講演に引き続き、これが二回目となる。
小屋 一雄 氏
ユーダイモニア マネジメント株式会社 代表取締役
サンダーバード国際経営大学院経営学修士課程(MBA)修了
NLPユニバーシティ ロバード・ディルツ認定トレーナー&コンサルタント
MCF認定メタ・コーチ
日米の自動車メーカー、外資系ラグジュアリーブランドにてマーケティングマネジャー職を担当。またギャラップ㈱では日本における創業メンバーとして参画。同社が開発したポジティブ心理学に基づく各種診断ツール(個人の「才能・強み」に着目したストレングス・ファインダー、従業員の組織へのエンゲージメント診断、更には顧客の自社ブランドに対するエンゲー ジメント診断)を活用して、グローバル企業を中心にマネージャーのリーダーシップ開発や組織開発を行うコンサルティングに従事。
現在ユーダイモニア マネジメント株式会社代表取締役としてこれまでの経験を生かし、ポジティブ心理学をベースに、生き生きとした職場・人づくりのためのコンサルティングを行う。出版に『人勢塾 ポジティブ心理学が人と組織を鍛える』(著者 金井壽宏 講演者 小屋一雄 ほか、小学館)、『できる人になる3分間マネジメント』(中経出版)がある。
受講生の声
過去に「強みの開発 基礎・発展」を受講された方の感想です。
●「「強み」に焦点をあてることは様々な場面、様々な人にとって魅力的なことだと思いますが、「強み」をどう定義づけるのかはそれぞれ違いがあり、そこにその理論や体系の特徴があることが分かった」
●「ストレングスファインダーとVIAのスタンスの違いが明確になったこと。ギャロップの話にも興味があったので背景含めて色々ときけたこと」
●「ストレングスインタビューが凄く良かったです。人に語るということや人がきちんと聞いてくれるのはよかったと思います。ストレングスファインダーとVIAの比較をしてより理解が進みました」
●「強みを活かすことで成果につなげることや、どう貢献し、どう成長するのか。を繋げて考えることの重要性が理解できた」
●「講師の話が具体例をふんだんに盛り込んでいて分かりやすかったです。受講生とのインタラクティブなやりとりが理解度の向上に繋がった」
●「アカデミックな内容も含めつつ、ワークショップ主体で楽しく学ぶことができました。職場もそうですが、家庭や人間関係でも良い学びの機会になりました」
●「ストレングスファインダーとVIAの違いがとても分かりやすかった」
● 「企業内でポジティブ心理学をどのように使うかという点についてご説明いただけた点、研修の中でどのように活かすかについて具体的な事例を用いてご説明いただけた点が参考になりました」
●「ストレングススポッティング、ストレングスオーバーユースとアンダーユースによる自身の周りのメンバーへの影響を再確認しました」
●「自己の強みに確信が持てる機会になった。自己の強みでないことについて、他者の力を活用しようと改めて思った」
本講座やコンテンツにご興味はあるけれども、当日の都合が合わず参加できない方は、
お問い合わせフォームもしくはお電話にてその旨をご連絡頂けましたら、
当社スタッフが直接ご説明にお伺いいたします。
開催日 | ・5月06日(祝) 10:00 – 18:00 強みの開発 応用 ・5月25日(土) 10:00 – 18:00 強みの開発 基礎 ・5月26日(日) 10:00 – 18:00 強みの開発 発展 |
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講師 | ・ロバート・ビスワス=ディーナー博士 ・小屋 一雄 氏 |
会場 | 東京都千代田区丸の内三丁目8番1号 住友不動産丸の内ビル3F (有楽町駅から徒歩1分) |
定員 | 25名 |
受講料 | 【単科目】69,000円(「強みの開発 応用」単科目) 【全科目】138,000円 ※ コーチング課程上級コース受講生・修了生には特別割引がございます。 |
申込期間 | ・2013年4月8日〜26日まで ※ お支払い期間の変更をご希望の方は、事務局までお問い合わせ下さい。 |
振込方法 | ・銀行振込(一括) ※クレジットカード等での分割払いをご希望の場合はお問い合わせ下さい。 |
修了証 | ・ストレングス・マネジメント講座修了証 (CSM: Certification of participation in Strength Management course) ※ 全三日間の講義に参加された方に発行 |
主催 | ポジティブサイコロジースクール (セールスパートナー:株式会社ヒューマンブリッジ) |
返金 | ・講座開始日3日前〜前日(5/5) 50%の返金をいたします ・講座開始日当日(5/6) 返金致しません ※ 返金の際の振込手数料はご負担をお願いします。 |
備考 | ・講義日程を変更する場合があります。 ・講座内容は多少変更することがあります。ご了承下さい。 ・定員を超えた場合、都内別会場に変更する場合があります。 ・講座で得た情報は、 ご自身の責任においてご活用ください。 ・講座中の撮影・録音は固くお断りしております。 |
お申込方法
【1】以下お問い合わせより申込書をご請求
【2】上記キャンセル規定を読み、申込書に必要事項を記入の上、メール(スキャン/写真)またはFaxで送付
【3】所定の銀行口座で支払い(支払方法は申込書2ページ目に記載されています)
【4】事務局から申込完了のメールが送付
