人事向け公開講座【人事としての計数感覚養成講座:1日版】人事は知らなきゃイケない!会社数字の見方・活かし方 ~自分の人事業務を会社数字と連動させて語れますか?~3月9日(土)

  • 2019.1.23
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omoushikomi

本講座の特徴

●人事パーソンに必要不可欠な内容にフォーカス
●簿記研修のような財務諸表のルールや計算方法ではなく、本質的で、かつ実践的な内容
●会社数字に関心が高い方はもちろん、苦手意識を持っている方でもOK
(事前課題で予習も可能なので、安心して参加できます)

以下の問いに回答できない方、興味のある方は参加をお勧めします!

Q1:パートなどの時間給は、何を基準に決めるのだろうか?
Q2:営業所からの増員要求に、どうやって回答するか?
Q3:適正な採用人数を、どうやって決めるのか?
Q4:適正な人件費水準をどうやって決めるのか?
Q5:労働分配率は、アップした方がいい?それともダウンがいい?
Q6:会社は増益なのに、人件費をアップできない本当の理由とは?
Q7:会社の成長は売上や利益ではわからない。では何を見れば良い?

これらの質問に明確な回答をするためには、書籍や決算書の読み方・作り方セミナーで学ぶような単なる知識ではなく、会社数字への本質的な理解が不可欠です。

たとえ、損益計算書(PL)・貸借対照表(BS)・キャッシュフロー計算書(CF)の項目を知っていたとしても、その意味するところや本質的なことまで理解をしていません。
結果として、自分の業務にその知識を活かすことができないといえます。

以下に当てはまる方はぜひご参加ください!

※人事の方に限らず人と会社数字の関係について知りたい方は、どなたでも歓迎致します
●上記質問に回答できない、できるようになりたい
●人事業務を会社数字(財務諸表)と連動して考えられるようになりたい
●社内会議や経営層の話で、分からない言葉が出てきたことがある
●これから数字について学ぶので「正しい学び方」を知りたい
●社員に会社数字に対して興味を持って欲しいが、そのためにもまずは自分が学びたい
●会計(アカウンティング)系の研修は受講したり、受講させたりしたがイマイチ効果が出ていない
●報酬制度の見直しを行いたいがどこから手を付けたら良いかわからない
●基本的な知識はあるはずだが、そこで止まっている
●かねてから必要性は感じており、学ぶきっかけが欲しい
●勉強の仕方を間違えて挫折したくない
●人材育成・教育研修において、社員に楽しく会社数字を学んでもらうヒントが欲しい

本講座で取り扱う内容

本講座では、貸借対照表(BS)、損益計算書(PL)、キャッシュフロー計算書(CF)の基本構造はもちろん「付加価値」「限界利益」「労働分配率」「人件費」といった人事業務と切り離すことができない内容を中心に取り扱います。
また、三表のルールや作成方法ではなく、あくまで「見方・活かし方」にフォーカスを当てた内容であるため、人事パーソンにとって実践的で、かつ本質的な構成となっています。

身近なケースやワーキングを豊富に取り入れたカリキュラムは「受講者が自ら考えること」を重視して構成されており、会社数字に関心が高い方はもちろん、苦手意識を持つ方でも、飽きずに楽しみながら本質を学ぶことができると好評を博しています。

※講座で取り扱う内容の例
財務三表/キャッシュフロー/収益力/損益分岐点/利益の種類/付加価値/計数感覚/企業活動との繋がり/粗利/営業利益/経常利益/投資/限界利益/財務/会計/アカウンティング/管理会計/労働分配率/労働生産性/限界利益/人件費

計数感覚とは

keisuuuu
計数感覚がある人は、「企業活動」と「会社数字」を連動させて考え、以下のようなことができます。
①会社数字の変化を見て、企業活動を推測できる。
②各人の活動や意思決定が、会社数字のどこに影響するかを予測できる。
③計数分析を活用して、会社数字を予想できる。
④予想される計画値の妥当性、実現可能性を検証するのに活用できる。

 

カリキュラム

9:30~17:30
(1)経営のことを数字で考えられる能力=計数感覚とは?
(2)人件費を考える前提となる会社数字の基本を理解しよう
  ①利益だけで、経営を考えてはいけないことを理解しよう。
  ・3つの決算書(PL、BS、キャッシュフロー)の関連の理解
  ・利益重視の経営の問題点
  ②人に関する課題は、利益ではなく【      】に基づいて判断しよう!
  ・戦略人事ならば、知らなければいけないキーワード
   労働分配率  資本分配率  労働生産性  損益分岐点分析
(3)人事戦略に活用できる計数感覚を理解しよう
  ①成果配分の基本的な考え方
  ②適正な人件費をどうやって決めるのか?
  ・何人の社員を採用できるか?
  ・営業マンが自分の給与を稼ぐための目標売上の設定
  ・業績賞与はいくら払えるか?
  ③営業所からの増員要求に、どうやって回答するか?
  ④生産性を考える・・時給は、どうやって決める?

講師プロフィール

senga09v1千賀 秀信(せんが ひでのぶ)
株式会社ヒューマンブリッジ プロフェッショナルトレーナー
マネジメント能力開発研究所 代表

公認会計士、税理士専門の情報処理サービス業・株式会社TKC(東証1部)で、財務会計、経営管理などのシステム開発、営業、広報、教育などを担当。1997年にマネジメント能力開発研究所を設立し、企業経営と計数を結びつけた独自のマネジメント能力開発プログラムを構築。「わかりやすさと具体性」という点で、多くの企業担当者や受講生からよい評価を受けている。研修、コンサルティング、執筆などで活躍中。

【本プログラムに関わる講師著書】
『新版・経営分析の基本がハッキリわかる本』 (ダイヤモンド社)
『会社数字のコツがハッキリわかる本』 (ダイヤモンド社)
『計数感覚がハッキリわかる本』 (ダイヤモンド社)
『会社数字がわかる計数感覚ドリル』 (朝日新聞出版)
『この1冊ですべてわかる管理会計の基本』 (日本実業出版社)
『「ベンチャー起業」実戦教本』 (プレジデント社:共著)
『人気セミナー講師の会計実践講座 』(日本能率協会マネジメントセンター)
new_booksenga『なぜ、スーツは2着目半額のほうがお店は儲かるのか?』(SBクリエイティブ)
dorlil『数字オンチがみるみるなおる 計数感覚ドリル』
・・最新著書!(朝日新聞出版)がある。

教育プログラム参考 及び 講師執筆書籍の関係

doliltaikei

講師より

最近の企業業績は、「増収減益」の傾向があります。その原因の一つに人件費の負担増があります。スーパー大手のライフコーポレーションは17年3~5月の連結売上高が前年同期より3.8%増えたのに対し、営業利益は24%の減少です。その一因は、低価格戦略で事業を伸ばす中で起こった、必要なパートの募集費などの負担増でした。ヤマトホールディングスも2017年4~6月期は、売上高が3%アップする中、連結営業損益が70億円前後の赤字です。従業員の「働き方改革」に関連して、過去のサービス残業分の賃金の支払いが増加したためです。
テレワーク、インターバル制など働き方改革が進んでいます。また脱時間給制度のような、成果に応じて人件費を決定する考え方も提案されています。
しかし、どのような仕組み、制度になろうと、会社が人件費をどのくらい負担できるかということの重要性は変わりません。人件費の負担を考えるときに、よく使われる指標が労働分配率(=人件費÷付加価値)です。
人件費アップを要求する労働者側としては、基本方向は労働分配率のアップを求めるでしょう。会社側は、人件費を抑えようとするために、労働分配率のアップを嫌います。
いったい、労働分配率は、アップした方がいいのでしょうか?
ダウンした方がいいのでしょうか?
労働分配率は、どのくらいが適正なのでしょうか?

このような問題を考えるためには、会社数字と経営を関連付けて考えることができる能力(計数感覚)を磨く必要があります。
今回の講座は、会社経営を考える上で、避けて通れない「会社数字」と「」を関連させて、いろいろ考えてみたいと思います。
いろいろな事例を考えて、考え抜いて何かに気付いた時に、物事の本質が見えてきます。人と会社数字に関連する課題を考えながら、計数感覚を磨くキッカケを提供いたします。


本講座やコンテンツにご興味はあるけれども、当日の都合が合わず参加できない方は、
申込フォームにてその旨をご連絡頂けましたら、当社スタッフが直接ご説明にお伺いいたします。

開催日  2019年3月9日(土) 9:30~17:30(受付09:10~)
受講料  27,000円(税別)
会場 《ヒューマンブリッジセミナールーム》
 東京都中央区京橋3-9-2 宝国ビル4階
支払方法  銀行振込又はクレジットカード決済
特典  ●課題図書:『新版・経営分析の基本がハッキリわかる本』 (ダイヤモンド社)
 ※受講申込頂いた方に、事務局より郵送いたします。
 ●計数感覚養成テキスト
事前課題  ●課題図書の精読
 ●研修を受ける上で、必要な項目、キーワードをまとめた「事前課題」を用意します。
 課題図書を読む際に、特に意識して読んでください。(当日持参)
主催  株式会社ヒューマンブリッジ
 株式会社ザ・アカデミージャパン
備考 ・日程を変更する場合があります。
・内容は多少変更することがあります。ご了承下さい。
・同業の方はお断りすることがあります。

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