【無料研修体験セミナー】レジリエンス・トレーニング~折れない心の身につけかた~6月11日(木)13:30~16:30

  • 2015.4.15
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レジリエンス研修への注目度

dabos2013年のダボス会議では国際競争力が高い国であるほレジリエンスも高いという評価が結果発表されました。
国内外での競争が激化し、変化の早い事業環境では、変化に対応しストレスや重圧下でパフォーマンスを発揮できる人材が求められています。
その中でいかにレジリエンスを高めるかということがますます注目されています。
 
ポジティブ心理学の実証研究に裏付けられたこのトレーニングは、ネガティブな印象で参加者が限られるストレス・マネジメントやメンタルヘルス研修の発展として、さらにはリーダーシップ開発、営業力強化、シニア社員のライフキャリア開発として広く活用が進んでいます。
 
その他には、
●米IBM(IT)や英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル(石油エネルギー)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(製薬)、米ゴールドマン・サックス(金融)など、 多くのグローバル企業で導入している。
●NHKの情報番組・クローズアップ現代「”折れない心”の方~レジリエンスを知ってますか~」4/18に放映!
⇒内容の詳細はコチラ 
●人事系イベントのHRカンファレンスにて神戸大学の金井壽宏氏が ポジティブ心理学の「レジリエンス」について講演!
●今年開催されたHRカンファレンスのテーマが「人・組織・経営のレジリエンス」
●日経アソシエなど、様々なビジネス誌への掲載
●日経ビジネスオンラインでも連載が開始!
nikkei今、リーダーに最も求められるレジリエンス第一回:浅田真央選手に学ぶ「復元力」http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140224/260170/

レジリエンスとは

逆境力、再起力、折れない心の力など色々な訳し方がされますが、
レジリエンスとは、逆境や困難、強いストレスに直面したときに適応する精神力と心理的プロセス(APA 全米心理学会)で、竹のように曲がってもすぐ戻る【回復力】、テニスボールのように凹んでも跳ね返すという【緩衝力】新たな厳しい環境でもやっていける【適応力】などを指しています。
よくあるシーンでは、失敗を怖れて行動回避する癖を直し、失敗をして落ち込んだ気持ちから抜け出し、そこから目標に向かって前に進むことのできる力のことです。

レジリエンスを鍛える7つの技術

30年以上にわたるレジリエンス研究の結果、この能力は「習得可能」であることがわかりました。そして認知行動療法、ポジティブ心理学、PTGなどの実証研究により、レジリエンスを養うための7つの技術が考えられております。
 
レジリエンスでは3つのステージがあります。
まずは精神的な落ち込みから抜け出し、下降を底打ちさせる(図の①の部分)ステージです。
legi01
●そのために必要な第1の技術が【ネガティブ感情の悪循環から脱出する】テクニックです。
失敗の怖れや不安などのネガティブ感情は、しつこく繰り返されることにより”行動回避”につながる悪循環を生み出します。そのサイクルを断ち切るための気晴らしの方法を習得します。
 
●そして、第2の技術が【役に立たない”思い込み”をてなずける】テクニックです。
深層心理に刷り込まれた思い込みを発見し、効果的に対処することでネガティブ感情が生まれる根本原因を解消する方法を習得します。
 
この第1と第2の技術を活用することで、失敗やトラブルといったピンチが原因として起こる精神的な落ち込みを底打ちすることができるようになります。これがレジリエンス・トレーニングのゴールではなく、あくまで第1ステージであり、折り返し地点にすぎません。
精神的な落ち込みが底打ちした後は、上方向に向けて這い上がる(図の②の範囲)ステージです。「逆境をバネに飛躍する」とはよく言いますが、まさにこのプロセスを意味します。
ただ、そのためには這い上がるための”筋力”が必要となります。経験した人であればご存じだと思いますが、失敗やミスをして一度精神的に落ち込むと、そこから元の状態に戻るだけでも難しいものです。
それが困難に立ち向かう力であり、逆境を乗り越えて再起するために重要な心理的筋肉なのです。この筋肉を「レジリエンス・マッスル」と呼び、逆境を乗り越えるために使う心理的なたくましさの源でもあり、ストレス度の高い体験から自分の大切なこころや自尊心を守る緩衝材としての役割も果たします。
 
このレジリエンス・マッスルを鍛えることが、レジリエンスを養う第3から第6の技術となります。
 
●第3の技術では【「やればできる!」という自信を科学的に身につける】
●第4の技術では【自分の「強み」を活かす】
●第5の術術では【こころの支えとなる「サポーター」をつくる】
●第6の技術では【「感謝」のポジティブ感情を高める】
テクニックをそれぞれ習得します。
 
そして最後は、精神的に痛みを感じるようなつらい体験から意味を学び、成長する(図の③の範囲)ステージです。
●これが第7の技術【痛い体験から意味を学ぶ】テクニックとなります。
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国内企業の直近のニーズ

●異なる業務と役割が求められるようになるキャリアの節目に折れない心の強さを身につけてもらいたい。
(某大手信託銀行、対象者:係長昇格者、半日研修)
●体力的にも精神的にもハードワークが求められる管理職が持つべきマインドとしてレジリエンスを学ばせたい。
(某大手製造メーカー、対象者:エリアマネジャー、2日間研修)
●営業パーソンに”折れない心”を身に付けてもらい、悩み続けるのではなく、考え・行動し続けてほしい。
(某大手金融システム会社、対象者:営業、1日研修)
●メンタルヘルスの「0次予防」(ポジティブ・メンタルヘルス)を目的にレジリエンスを鍛えてほしい。
(某大手電力会社、対象者:組合員、3H講演会)
●折れやすい新人のセルフマネジメント力向上のため、新人とOJTトレーナーにレジリエンスを理解してほしい。
(某大手人材紹介会社、対象者:新人、1日研修)
●ポジティブ組織風土を醸成するための1つの考え方として、レジリエンスを知ってもらい、共通言語化したい。
(某大手求人広告会社、対象者:部課長、2.5H講演会)
●効果的な部下育成(指導)や部下との面談を行うための基本としてレジリエンスを体系的に学ばせたい。
(某大手製薬メーカー、対象者:課長昇格者、半日研修)

「レジリエンストレーニング」の参加者の声

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●レジリエンスという誰にでも大なり小なり訪れる物を他の人とシェアすることで、勇気をもらえたように思います。これからの自分の人生がワクワクしてきました。
●過去のつらい境遇を思い出したりすることがあまりない(避けている?)ので、そこからいかに回復したかを確認できました。○○犬はとても役に立ちそうです。
●今まで自分がどう乗り越えたかストレスを対処しているか改めてこのレジリエンスにそってやっていたことを実感できました。
●レジリエンスについて、体系立てて学ぶことができました。各部分については、メンタルヘルスやキャリアカウンセリングの領域で学んだり、活用したりしていましたが、体系立てることで理解が深まったり、学んでいく際のオーガナイザーとなると思いました。
●ワークが多く、学びが実践できてよかったです。自分自身の思い込みパターンが理解できた。
●今まで無いものねだりのように感じたポジティブ心理学が現実的で敷居が低くなったようにかんじました、実際の生活の中にもとても取り入れやすく思った。
●ストレスについて客観的な見方をする良い機会になりました。グループワークの際にそれぞれ別の部屋で作業できたのが集中できてよかった。
●レジリエンスを体系的に学ぶことができました。また自分の逆境からの回復ポイントを再認識することができました。
●誰でも持っているネガティブな思い込みをあることを前提として考えるやり方はとても自然でなじみやすいと思いました。
●レジリエンスという概念が非常に腹落ちした。7つの思い込みを犬がほえることで例えたのはイメージしやすかった。
●多くの文献や資料を紹介いただけるので、自主学習の役にたちありがとうございます。また、みんなでシェアができとても大きな気づきがありました。
●レジリエンス・ストーリーはよく「ライフストーリー」とか何度か書いたことがありますが、毎回下がっているところに注目されているが、今回レジリエンスという視点から話をしたのでとても明るい気持ちになりました。

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セミナーカリキュラム

13:30~16:30
TVや雑誌で話題沸騰!レジリエンスって?
 ①なぜ今、しなやかな心の強さ”レジリエンス”が求められるのか?
 ②企業の人材開発で注目を集めるレジリエンス…その事例と成果とは?
 ③誰もが持っているレジリエンス!それを引き出すレジリエンス! 1-2-3ステップ
今注目の人材育成メソッド!レジリエンスの鍛え方って?
④エビデンス・ベースのレジリエンスを鍛える7つの技術とは
 ⑤レジエンスの5つのキーワード ”EQ” “認知” “強み” “関係性” “価値観”
 ⑥レジリエンスを鍛える7つの技術をミニ体験
まとめ、質疑応答、クロージング

講師プロフィール

窪田 晃和 氏(くぼた てるかず)
株式会社ヒューマンブリッジ プロフェッショナルトレーナー

kubota_mユアウェイズ人材育成コンサルティング事務所 代表
(社)日本プロフェッショナル人財開発支援協会 理事
【専門分野】
・レジリエンス、営業力強化、モチベーションアップ、OJT指導力強化、リーダーシップ開発、社内講師養成が得意分野
・その他、新規事業・サービス開発のコンサルティングも行う
【講師経験】
・講師歴11年の中で、200社・1万5千人以上のご受講者に関わる
・人事院を通じ各省庁(国家公務員)の指導教官養成を担当
・大手通信事業者、生命保険会社、税理士法人、メーカー、非営利法人などを中心に、管理職から若手社員まで幅広く研修コンサルティングを担当

本講座やコンテンツにご興味はあるけれども、当日の都合が合わず参加できない方は、
申込フォームにてその旨をご連絡頂けましたら、当社スタッフが直接ご説明にお伺いいたします。

開催日  2015年6月11日(木) 13:30~16:30
 別日での開催希望もしくは個別訪問をご希望される方は別途ご連絡ください。
 7月16日(木)にも同様のセミナーがございます。
会場  パナソニックエコソリューションズ創研株式会社研修所
受講料  無料
主催  株式会社ヒューマンブリッジ
 株式会社ザ・アカデミージャパン
備考  ・日程を変更する場合があります。
 ・内容は多少変更することがあります。ご了承下さい。
 ・都内別会場に変更する場合があります。
 ・個人及び同業の方はお断りすることがあります。

世界の多種多様な現場で広がりを見せるポジティブ心理学

ポジティブ心理学の父の一人、チクセントミハイ博士がTED会議で「フロー理論」について語ったビデオです。

日本語字幕あり、クリックして下さい

ポジティブ心理学が創設されて以来、欧米を中心に急速に関心が高まり、多くの大学・大学院や民間組織でポジティブ心理学の授業が開講され、毎年数々の関連書籍が出版され、世界各地で定期的に国際会議が開催されています。TVや、新聞・雑誌などのメディアでも、ポジティブ心理学の特集や、ポジティブ心理学に言及した関連番組・記事の事例は枚挙に暇がありません。

●2007年にはペンシルベニア大学によるイニシアティブとして「国際ポジティブ心理学会」(IPPA)が設立され、2009年の同学会主催の世界大会では世界50カ国以上から研究者や実践家たちが集い、1,500人以上もの参加者数を記録しました。また、近年では、アジアでも関心の高まりが形となって現れ、日本の大学・大学院でもポジティブ心理学のコースが開講されるほか、昨年は中国とインドでそれぞれ初のポジティブ心理学国際会議が開催されました。

●国際会議では参加者の大多数を占めるなど、ポジティブ心理学の隆盛には実践家たちの存在が大きく関わっていますが、コーチングやコンサルティングをはじめ、カウンセリングやセラピーでも、ポジティブ心理学の基本概念が取り入れられ、幅広く活用されています。例えば、「ポジティブ心理学コーチング」や「ポジティブサイコセラピー」といった分野は、従来のコーチングやセラピーの実践にポジティブ心理学の基本概念を取り入れ、新たなアプローチを創出しようとする動きに由来しています。中でも特に、コーチングについては、学術的理論が欠落したままでコーチング産業が発展してきた事実を受け、ポジティブ心理学をコーチングに積極的に取り入れることによりコーチング理論の構築を行なおうとする動きが、近年、欧米の諸大学を中心に見受けられます。

●「ポジティブ組織論」(Positive Organizational Scholarship)や「ポジティブ組織行動学」(Positive Organizational Behavior)といった、ポジティブ心理学に先行して研究が続けられてきた経営学分野にも熱い注目が集まっています。ミシガン大学ビジネススクールやネブラスカ大学経営学部での取り組みをはじめ、ハーバード大学、スタンフォード大学、ペンシルベニア大学などの著名なビジネススクールでもポジティブ心理学研究が行なわれています。日本では、神戸大学大学院経営学研究科などで先駆的な取り組みがなされています。また、米国トヨタ・ユニバーシティでは、ポジティブ心理学を応用した社員教育カリキュラムが好評を博しています。

●マイクロソフト社やグーグル社などの各種大手企業や、コンサルティング会社をはじめ、ベンチャー企業や法律事務所などでもポジティブ心理学の導入が進められ、それぞれの応用事例が研究されています。日本でも、企業や学校における「フロー理論」の導入など、第一線の研究者たちによる取り組みがメディアでも取り上げられています。

●政府レベルでも世界各国でポジティブ心理学の活用が進められています。イギリスではケンブリッジ大学の研究者たちが中心となり、「ウェルビーイング政策」の制定を政府に提言するに至っています。米国防総省では陸軍兵士に対する大規模な教育プログラムとして、ペンシルベニア大学が指導する「レジリエンス・トレーニング」をはじめ、グローバルアセスメントツール(GAT)という測定尺度を用いて、感情面、社会生活面、家庭生活面、精神面、身体面それぞれのウェルビーイング状態を管理するシステムを導入し、ドイツ、韓国もその動きに続いています。また、イギリスやオーストラリアでは教育省主導で小学校から高等学校にかけて「ポジティブ教育(ウェルビーイング教育)」が積極的に実践され、確実な成果を上げています。中国教育省でも、2050年に向けて「ポジティブ教育」の導入を検討していくという宣言がなされています。フランス法務省では刑務所にポジティブ心理学の考え方を活用するという試みが話題となっています。

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